歯はいつ頃できるの?DENTISTRY 2022年8月9日
歯の生える時期や順序には個人差があります。あくまで平均的な年齢です。
多少の前後は気にせずお子さんの精神面の成長を見守ってあげてください。
お友達と比べるようなことはしないでください。目安として前後1年間くらいは正常の範囲です。
歯の生える時期を見てみましょう。
下の前歯から生えてきます
乳歯の前歯が生え始めるのは下の前歯からが多く8ヶ月頃です。乳歯の奥歯まで生えそろう時期は3歳半頃です。全部で20本です。
永久歯が生えそろうのは15歳頃です
乳歯から永久歯に変わり始める時期は、6歳頃です。生え変わりが完了する時期は15歳頃です。歯の生え始めと生え終わりの時期をみてみると、だいたい学校の区切りと同じようになります。小学校入学時に永久歯が生え始めて、6歳臼歯(6番)まで生えそろうのが小学校6年生くらい、中学校入学時に7番が生え始めて、中学校卒業くらいで永久歯が全て生えそろうというふうに理解していただければよいと思います。
丈夫な歯は、しっかり噛むことから
永久歯が生えはじめた6歳頃には歯の根は完成しておらず、途中の段階です。6歳~9歳の3年間の、食生活や生活環境、特に「しっかり噛む」ことが歯や根の質、骨とのつき具合に大きな影響を与えます。これは、全ての歯において共通していますので、この時期の虫歯は放置しておくと顎の骨まで影響を及ぼすこともあります。
※子どもの健やかな心身の発育に、歯が健康であることは欠かせません。