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松本協立病院

社会医療法人 中信勤労者医療協会 松本協立病院
〒390-8505 長野県松本市巾上9-26
(松本駅アルプス口から徒歩1分)

お問合せ先・電話受付時間

循環器内科CIRCULATORY

24時間、365日、循環器疾患に関わる緊急手術・処置を即時行う体制を整えています。

特徴

信頼・熟練の24時間対応

虚血性心疾患(狭心症、急性心筋梗塞)をはじめ不整脈、心不全、末梢血管病など、あらゆる心臓・血管の病気に24時間・365日、迅速に対応いたします。 特に虚血性心疾患に対する冠動脈形成術・ステント治療・ローターブレーター治療、不整脈に対するカテーテル治療・ペースメーカー埋め込み・植え込み型除細動器治療に積極的に取り組んでいます。

これらのために最新の心臓カテーテル装置が2台、フル稼働しています。目指しているのは、「最善の医療」「患者さんの心身の負担を軽減し、安心・信頼・確実な医療」です。

循環器内科手術風景イメージ

治療内容、特設専門外来など

MDCT(64列)のご案内

2008年12月より冠動脈まで描出可能なCTを導入しました。操作するのは熟練した専門技師です。カテーテル検査と比べて患者さんの負担が軽く、冠動脈が狭くなったり、石灰化したところを観察することが可能です。「カテーテル検査は怖い」という方や、健診の二次精査、ステントやバイパスグラフトの術後確認などに有用です。検査のみのご紹介も承ります。

冠動脈まで描出可能なCTを導入

カテーテルアブレーション

当院では動悸や胸部不快感を伴う不整脈を有する患者さんに対してカテーテル心筋焼灼術をおこなっております。心筋を焼灼する技術には、大きく分けて、「高周波による焼灼」と「凍結凝固による焼灼」がありますが、当院では患者さんの心臓の構造やリスクに合わせてどちらの治療も行うことができる体制を整えています。また、安全で患者さんの身体に負担がかからないような治療を行うために、最新鋭の画像ガイドシステムを準備しています。

心臓リハビリテーション

心臓に負担がかかっている状態(心不全)を改善させる方法として、運動療法が最近注目されています。患者さんの日常の活動を維持するためには、足腰の筋肉がしっかりしていることが重要です。これらを増強もしくは維持することによって、心臓の負担を減らして長寿命を目指そう、というのがこの治療の狙いです。まずは、心肺運動負荷試験を行い患者さんの運動能力を評価し、どのような運動治療が適切か、専門家が判断し治療を行っています。

2018年 2019年 2020年
サイクルエルゴメーターによる心肺機能検査(CPX) 308 825 686
心大血管疾患リハビリテーション/単位数 17547 29571 30069

循環器疾患に対する在宅酸素療法(HOT)・陽圧呼吸療法(ASV・C-PAP)

循環器疾患には呼吸の異常が合併することがとても多いといわれています。夜間に呼吸が乱れたり、止まったりする病気を改善させることによって心臓の機能が改善するということが広く知られるようになり、当院も循環器病を有する患者さんに対して、積極的に陽圧治療を導入しています。当院では日中のみに行う治療のみならず、夜間の病気にも注目し、さまざまな治療アプローチを駆使し、心臓病に立ち向かっています。

在宅酸素療法・陽圧呼吸療法の導入数(病院全体)

2018年 2019年 2020年
HOT 81 82 61
ASV 20 23 22
CPAP 94 176 255

C-PAP療法と睡眠時無呼吸症候群についてはこちらもご覧ください。

植込み型デバイス 遠隔モニタリング

ペースメーカやICD、CRT-Dなどの植込み型デバイスの情報を、受診することなく当院で確認する事が可能になります。不整脈や心臓デバイスに異常が生じた場合には当院へ情報が通知され、早期介入が可能となります。

※症状急変に対して対応できるものではありません。お体の具合が悪い時は、病院にご相談ください。

2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
遠隔モニタリング管理件数 223 240 338 527 803 1343

外来

平日は毎日、土曜日午前中も循環器内科医師が外来に出ています。心臓の病気について日頃からお悩みの方、お気軽にご相談、ご来院ください。

医療機関の皆さまからのご紹介、ご相談についてはこちら。

循環器医師の研修施設として

現在、細分化し、それぞれが高度化しつつある循環器疾患への対応および治療に対し、循環器専門医も不足しています。当科では、指導医とともに直接現場に接しながら、技能、経験を積み重ねてゆく充実した研修が可能です。初期臨床研修、後期研修、専門研修を受け入れています。将来、循環器を希望する医師・学生の皆さん、ぜひ一度見学にお出でください。随時受け付けています。
また、私たちと一緒に診療を担っていただける循環器医師も募集しています。

医学研究実施のお知らせ

実績

  • 心臓カテーテル検査・治療

    実績

  • 学術業績

    実績

医師紹介

阿部 秀年

阿部 秀年 (あべ ひでとし)

副院長 循環器センター長 心臓カテーテル室長

所属学会・専門医資格

・日本内科学会 (認定医) 
・日本循環器学会 (専門医) 
・日本心血管インターベンション治療学会(指導医)
・日本不整脈心電学会(ICD,CRT植込み認定)
・日本睡眠学会
・信州医学会
・医学博士(信州大学)
・臨床研修指導医

小山 崇

小山 崇 (こやま たかし)

副院長 医療安全管理室長

所属学会・専門医資格

・日本内科学会 (総合内科専門医) 
・日本循環器学会(専門医) 
・日本不整脈心電学会(専門医,ICD,CRT植込み認定)
・日本心臓病学会(FJCC会員) 
・日本睡眠学会
・医学博士(秋田大学)

若林 靖史

若林 靖史 (わかばやし やすし)

循環器内科診療部長

所属学会・専門医資格

・日本循環器学会(専門医) 
・日本不整脈心電学会(専門医)
・日本内科学会(総合内科専門医)
・心血管インターベンション学会(認定医)

小林 正経

小林 正経 (こばやし まさのり)

所属学会・専門医資格

・日本内科学会(認定医)
・日本循環器学会(専門医)
・日本心血管インターベンション治療学会(認定医)
・日本不整脈心電学会
・臨床研修指導医

病院広報誌

2020年PLUS 第27号(夏号) 特集:気を付けたい心臓・血管の病気について。

市川 智英

市川 智英 (いちかわ ともひで)

所属学会・専門医資格

・日本循環器学会 (専門医)
・日本不整脈心電学会(専門医)
・日本内科学会(総合内科専門医)
・日本登山医学会 (国際認定山岳医)
・医学博士(藤田保健衛生大学)

病院広報誌

2022年+PLUS第36号(秋号)特集: 来シーズンに備えて!「登山者検診」のススメ

上迫 隼太

上迫 隼太 (うえさこ はやた)

出身地:福岡県
出身大学:大阪医科大学
趣味:ギター、ボクシング

所属学会・専門医資格

日本専門医機構認定内科専門医
日本循環器学会(専門医)
日本心血管治療学会(認定医)
日本不整脈学会
日本周術期経食道エコー認定医(JB-POT)
浅大腿動脈ステントグラフト実施医